活性酸素とミトコンドリア2
複合体Ⅰ・複合体Ⅲでの電子漏れによる活性酸素よりもはるかに多く産生する場所があります。
それは、この電子伝達系の最後の電子受け取り部である複合体Ⅳです。
複合体Ⅳに移動し、電子と最終的に結合するのが、吸い込んだ酸素です。
結合後、最終的に水になるのですが、このとき、(筋肉や肝臓などの)組織に酸素が十分に届いていないと、活性酸素(スーパーオキシド)が生じるわけです。
要は、ミトコンドリアでの酸素不足が活性酸素を生じさせてしまう原因なのです。
それでは、なぜ組織に十分な酸素が届かないことがあるのでしょう。
まず、考えられるのは、血流が良くないためです。
たとえば、少しずつ動脈硬化が進んでいけば、血流が悪くなり、酸素を末端組織まで運びづらくなります。
血流が悪くなる原因に炎症作用が過剰に働いていることなどが考えられます。
次に、ミトコンドリアの性能が悪くなったときです。
ミトコンドリアの性能を上げるにはやはり筋肉を有酸素運動や無酸素運動で使うことです。
そして、脂肪細胞が脂肪を蓄えすぎて肥大すると、細胞の内部まで十分に酸素が届かなくなることも理由の一つです。主には以上のような原因があります。
(子宝カウンセラーの会より)
活性酸素を増やさないように、
血流を良くするのはもちろんですが、酸素を切り離す機能も大切です。
炎症がおきやすい人は、その原因をみつけて根本的に炎症をおきなくすることが大切ですよね。
一人一人、バックグラウンドは違います!!
適した方法で、活性酸素を増やさない生活、活性酸素を処理していきましょう。