子宮内膜症と食べ物との関係
1イタリアのミラノ大学研究での結果ですが、504名の子宮内膜症の女性患者と同数の子宮内膜症でない女性に聞き取り調査を実施、過去1年間の1週間あたり、どんな食品をどれくらい食べているかを調べました。
その結果、野菜や果物をたくさん食べている女性ほど子宮内膜症になりにくく、反対に肉やハムなどの加工肉をたくさん食べている女性ほど子宮内膜症になるやすいことがわかりました。
2油の摂り方では、植物油に代表せれるオメガー6脂肪酸と
魚油や亜麻仁油などに代表されるオメガー3脂肪酸
ハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、7万人の女性看護師を対象に、1989年から12年に渡り実施された大規模な疫学調査「看護師健康調査」から脂肪の摂取状況と子宮内膜症の発症リスクの関係を調査、分析しました。
その結果、オメガ3脂肪酸の摂取量が最も多いグループの女性は、最も少ないグループの女性に比べ子宮内膜症の発症リスクが22%低く、オメガー6脂肪酸の摂取量の最も多いグループの女性は子宮内膜症の発症リスクが48%高いことが分かりました。
オメガー6:オメガー3=2:1が理想に摂り方です。
3乳製品をよく食べ、ビタミンDを十分に摂る
ハーバード公衆衛生大学院の研究チームは、7万人の女性看護師を対象に、1991年から14年に渡り実施された大規模な疫学調査「看護師健康調査」から乳製品と血中ビタミンDと子宮内膜症の発症リスクの関係を調査、分析しました。
その結果、乳製品をよく食べる女性ほど子宮内膜症の発症リスクが低く、ビタミンD濃度が高い女性ほど子宮内膜症にかかりにくいことがわかりました。
当店でも多く見受けられる子宮内膜症のご相談です。
食事は自分の未来を作ります。少しでも心掛けて食べたいと思います(^_-)-☆