子宝&ワタナベオイスター勉強会参加しました!!
昨日は午前中は子宝カウンセラーの勉強会
午後からはワタナベオイスターの勉強会に参加してきました!
子宝カウンセラーでは、医学博士 卲輝先生
英ウィメンズクリニック 院長 苔口昭次先生のお話しでした。
卲輝先生のお話しは『胚移植にむけて妊娠率を上げる方法』
ストレスの緩和、冷えの緩和、胃腸の強化
それにむけての温灸のツボを教えていただきました!
当店でも移殖にむけて多く見られるのはストレス(不安・イライラなど)によって着床が成功しない場合も多く見受けられます。
何故、ストレスがあると着床しないのか・・・・
ストレスは活性酸素を発生させます。この活性酸素が内膜を硬くします。
ですから、活性酸素をとることが重要です。特に脳内活性酸素を確実に安全に取り去ることで睡眠の質もあがります。
苔口先生のお話は『最近の医療の動向と男性不妊について』
不妊治療においてはDUALが必要ということで2つを選択する必要性についてもお話がありました。
例えば、移植後の黄体ホルモン補充ですが、
筋肉注射は毛細血管で吸収のため、急激に血中濃度のP4があがるが子宮内膜P4はあがらない。
天然型黄体ホルモンの膣錠は子宮内膜のP4が上昇するが血中濃度P4は上がらない。
自然周期はどちらも上がる
結論として、筋肉注射をするのは大変なので
経口合成黄体ホルモンと天然型黄体ホルモン膣剤
この2つのDUALを選択が望ましい
男性不妊では、昨年精索静脈瘤のオペが保険適合となりました。
今、不妊の50%は男性側が原因とされるデータがでています。
その中で精索静脈瘤は30%を占めている。
第2子不妊の場合で男性の精子所見が悪い場合の精索静脈瘤が原因の80%です。
精索静脈瘤は年齢を重ねるほど悪くなる傾向です。
ぜひ、お一人目の精子所見が悪くなくても二人目不妊なら精子の検査を受けるようお勧めしてくださいとのことでした。
次に無精子症によりTESE(精巣)のオペが主流です。
男性不妊の専門家は
MESA(精巣上体)のオペは必要ないと言われるドクターが多いですが、
いざ、MESAのオペをしてみると、明らかにTESEよりも元気な精子がたくさん摂れる場合があるので、これについてもDUALはかかせないとおっしゃっていました。
苔口院長のお話はいつもウエットに富んだ話し方で、内容もとても濃いいご講演で私は個人的には大好きです。
卲輝先生、苔口院長
素晴らしいご講演有難うございました!