中医学では養生が大切だとされていた、

古くから養生法について、色々な本があります。

なかでも有名なのは、貝原益軒『養生訓』です。

冬は精を蔵すと言われ、

腎が精気（陰気）を出し、それに相当する陽気が活動します。

だから、腎気の使い過ぎは、陽気の使い過ぎになります。

ですから、冬は精を

しっかりと貯金することが望ましいので、

当店では

１月、２月は人工授精や体外受精はお休みして、

大切な精を貯金していただいています。

中には、自然妊娠される方もおられますが、

毎年この時期はとても少なく、２，３人です。

その一人目の方が昨日ご連絡がありました。

茨木市在住　　I　さん　　３１歳

生理痛がひどく、毎回鎮痛剤服用

生理時に血塊がでます。

周期は２８日　　基礎体温表が高めです。

仕事のストレスがあるためか、イライラしやすい

寝つきが悪い、夢をよくみます。

のぼせやすいです。

I　さんが初めて来店されたのは、

23年12月9日です。

基礎体温が高めな方は、

腎と心と肝の余分な熱をとっていきます。

そうすると、基礎体温表が下がり、

よく眠れるようになります。

I　さんもそのように処方させていただきました。

肝熱と血虚のために、

お血ができていたので、

血流を良くしながら、血を補い、肝熱をとり、

お血をとっていくと、

生理痛がなくなり、

とても喜んでいただけていましたが、

なかなか、妊娠しなかったので、

「春に人工授精でもしてみようかな～」

といっていた時の妊娠です。

『先生、今日で５週目で、

胎嚢確認できました。』

との、ご連絡でした～(≡^∇^≡)

今年は特に寒いですから、

特に気をつけて、大切な時期を過ごしていただきたいと

思います。