難治性不妊症と歯周病
子宝
難治性不妊症の反復着床不全で
子宮内膜症を合併している方の
子宮で歯周病菌が増殖していることが、
山梨大学の研究でわかりました。
詳しくはこちら
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20241002_n01/
口腔内の二大感染症の1つである
P. gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)は
歯周病の原因菌としてとても有名な細菌で、
歯周病原性細菌と呼ばれています。
妊娠しなかった女性は
歯周病菌であるP.gingivalisが多く検出されました。
さらに、
唾液や血清中のP.gingivalisに対する抗体が多い場合、
不妊率が3倍に!!
歯周炎だと診断されてる人は
不妊率が4倍近くに高まるそうです。
フィンランドでの研究でも
歯周病の女性は妊娠しにくいデータがあります。
侮れない歯のケア
流産にも大きく関与しているという
歯周病についてのブログはこちら
歯周病が免疫やホルモンバランスに影響を及ぼし、
生殖機能の低下を引き起こす可能性が
あると考えられています。
妊娠されたい方はもちろん
妊娠中、高齢になると
あらゆる病気の下地をつくるといわれています。
3か月に一度の定期健診を!!