血と汗
今日は七夕
久しぶりというか
七夕に雨が降っていないのは記憶がない
でも、夜からやっぱり雨
浄化なのか???
お空の上は晴れてるから
毎年、彦星と織姫は会えてるね💛(笑)
今日は東洋医学での血について
お話します。
血とは現代医学で血液も含み
全身を滋養して潤す以外に
精神の活動にも影響すると考えられているので
血液の概念より広い意味をもっています。
夏は汗をかいて
体の中の水分も不足しがちとなり、
血の中の水分まで汗のために使われます。
東洋医学では
汗血同源と考えられていて、
汗を多くかくと血虚になります。
不妊治療をされている方で
血流促進のために運動している方が
おられますが、
夏場に多く汗をかくと
血虚の人は、もっと血虚となります。
例えば、サウナやホットヨガは
お勧めしません。
『女性に血余はない』と言われるように
女性は毎月生理でも血をだします。
血を補うことは、心身にもよく
妊活、妊娠中、出産後にも
とても体に良い影響を与えます。
血虚の程度にもよりますが、
夏は汗をかくので
普段より多めに
血を補う漢方や食材を入れるといいと思います。
血虚が進むと
血の動きが鈍くなり血滞を生じます。
水分不足で血がドロドロしてくると
瘀血が生じて
それを、気が動かそうとすることで
痛みが発生します。
これが、肩こり・肩の痛み・腰の痛み等に
なります。
気の滞り+血の滞り=瘀血は、
滞る場所によっても症状は違います。
視ただけでわかる瘀血
1唇や歯茎や舌が赤紫や黒っぽい
2毛細血管が浮き出ている
(足の内側のくるぶしあたり・ふくあはぎ・肩・太もも)
3目の下にクマがある
4皮下出血(青あざ)が治りにくい
5舌の裏側の血管がどす黒く浮き出ている。
女性で多い症状としては
末端冷え性・立ちくらみ、
動悸・眠りが浅いなどの貧血のような症状が現れます。
また、子宮にも血が巡りにくく滞りやすくなるので
生理の遅れ・経血量の減少、ポリープ・
子宮筋腫・子宮内膜症
予防のためにも
夏こそ
気血を補って
血のスムーズな流れを
キープしましょう(●^o^●)