腎をしっかり補うことが良卵になるポイント!
今まで暖かったのに・・明日は1月の気温(´;ω;`)です。
9日は一般社団法人子宝カウンセラーに行ってきます。
明日のドクターのお話は
英ウィメンズクリニック 部長 十倉陽子先生です。
しっかりと学びたいと思います!
今日は卵子と関係のある腎のお話です。
中医学では、冬は『腎』の季節です。
腎とは、中医学では精を蔵し、生長・発育・生殖を主ります。
精は精気ともいわれ、人体を構成し、人体の各機能を維持し、
生命活動を支える基本物質と言われており、
生命エネルギーの源のようなものだと考えられています。
腎の機能低下を腎虚といい、
症状としては、
精力の減退・耳鳴り・めまい・難聴・白髪進行・脱毛・よくこける
つまずきやすい・記憶力、記銘力の低下・
足腰の衰え・頻尿・背筋痛・腰痛・脱力感・不眠・口の渇き
免疫力の低下・寝汗・手のひら、足の裏のほてりなど
女性は腎精は28歳がピークとなり、腎虚の症状としては
生理不順・不妊・流産・早産・未熟児出産
子供の腎虚の症状としては
運動能力・神経反射・知能の発達不足
おむつがとれない・はいはいや歩行が遅れる・言葉が遅れる・
夜尿症・若白髪・永久歯がはえないなど
腎の機能を強化する、補うことを補腎といい
アンチエイジングにつながります。
また、妊娠中の補腎は安胎・安産+赤ちゃんの体作りにベストです。
不妊の方や妊婦さんは腎虚の自覚症状が少ない人が多いですが
妊娠にされたい方が腎を補うことは、東洋医学では重要だと考えられています。
その方の基礎体温の値によって漢方薬を選薬し
卵子を作るときは栄養となる腎陰を補い
高温期は着床しやすいように腎陽を補います。
卵子に腎陰を補うことで腎の機能が上がり、
卵子にしっかりと栄養がいくため卵子の質は上がりやすくなります。
体質や状態によっては卵子の質をあげるために血流改善や補血
または、体内の水分代謝を良くする、気の流れを良くするなど
他にも原因となるものを取りのぞいたり、補ったりする場合もありますが
その中でも補腎をすることが必要不可欠な方が臨床では多いです。
毎日の生活で腎精を保つためには
夜の10時から午前2時
この4時間が陰気が最も盛んとなるので、この時間帯に空腹で眠りにつくことが
腎精という貯金を減らさないコツです。
店頭では夜の8時までに夕食を済ませて夜11時までには休んでください。
とお伝えしています。
もし、どうしても8時までに夕食が摂れないときは夕食は軽めにして
その分朝食に多めにされるといいかと思います。