●子宝カウンセラー 3
子宝
『中医学と季節の食べ物』
神戸東洋医療学院講師
早川敏弘先先のお話
五行は
木・火・土・金・水
火は季節は夏にあたり、五臓では心にあたります。
心の腑は小腸です。
心は神志を主り、精神と関係があります。
夏は心に熱がこもりやすく、心臓の病に気をつけなくてはいけません。
また、腑である小腸は「清濁の分別を主る」
食物は胃でドロドロに消化されて、小腸に送られると大便に、水分は膀胱に送られて尿になります。
心に熱が過剰になると、心は耐え切れず腑である小腸に熱をわたします。
そうなると、小腸は尿で熱を排泄します。
このように、五臓は心だけでなく、肝なら胆、肺なら大腸と
臓と腑の関係は密接です。
苦いものは心の熱をとります。
コーヒーは熱をとって、利尿や通便によって排泄します。
ですから、ゴーヤも熱をとってくれますが、
沖縄のような暑いところで採れますよね。
ですから、住んでいる場所で採れる野菜や果物等は
理に適っているのです。
私たちの体は小宇宙です。
自然界とともに、生きています。
なるべく、その土地で採れたものを、食べて、旬のものを
食べることが、健康につながっていきますね。