●卵子の老化 1
子宝
今日は、雨です
でも、この時期雨が
花粉も黄砂もPM2.5も
洗い流してくれます
今日は、『卵子の老化』についてお話致します。
実際に勉強会等で、学んだことを
噛み砕いて、わかりやすくログできたらと思います。
卵子は、女性が生まれる前にすべて作られます。
その後は、新しく補充されることはないのです。
では、原始卵の数が一番多い時期は
お母さんのお腹の中で5か月をむかえるころで、
片側の卵巣に約700万個あります。
しかし、生まれてくるころは、
原始卵胞は細胞自殺(アポトーシス)をしてゆくために
約100万個になってしまいます。
初潮があるころは、約40万個。
それからは、毎月1000個ほどの原始卵胞を
成長させて、排卵するのは1個です。
それ以外はみな死んでいきます。
1個の主席卵胞が排卵するために
20歳代で約1000個
30歳代で約500個
35歳代で約100個
40歳代で約10個
50歳で閉経を近づくときは1000個以下になっています。
37歳~38歳ごろを境に原始卵胞の減り方が激しくなります。
女性が生まれて、排卵するまでに
卵胞は卵巣にストックされているので、
初めて排卵するときでさえも
卵は12年ほど経っています。
それが、例えば35歳で、排卵するころは
卵は35年+約1年経った卵子となります。