Iさんが来店されたのは、約２年前

平成２５年３月です。

体外受精を３回されての来店。

一度目の体外受精で着床したのですが、６週目で流産。

後の２回の移植は陰性。

そのあと、来店から半年で自然妊娠されたのですが、

心拍が確認できずに流産

そのあと、半年後に

体外受精をする前に自然妊娠、６週目で流産。

今回は調べてもらったら、染色体異常での流産とわかりました。

３回目の流産のとき、ちょうどIさんは４０歳

『先生、もうあきらめます。

４０になると、ぐっと卵子の質ってさがると聞いてます。

３０代でも、こんな状態です。

漢方治療をして、自然妊娠ができた。でも、

私の体の力はここまでだと思います・・・

もう、流産になるのは、いやなんです。』

Iさんの気持ちはとてもわかります。

でも、あきらめるのには、早いと思いました。

漢方薬で妊娠力がついたのですから、

今度は卵子だけに集中しましょう。

染色体不分離をしない卵に働きかけるのは、

最低１８０日かかります。

Iさんも納得されて、もう一度頑張ってみますと

言ってくださいました。

その日から約１０か月間

卵子のアンチエイジング。

３月採卵、３個中２個胚盤胞まで育ち、

２個を着床前診断されて、

２個とも健康な卵子ということがわかりました。

これから、漢方とサプリメントで体調を整えて

移殖されます。

まだ、妊娠には、至ってはないですが、

私もIさんも

気持ちはとてもハッピーです。

どうか、今度こそ、

Iさんに可愛い天使を　と願います＾・＾♡