2月の薬膳教室
2015年2月4日12時58分 立春
旧暦ではこの立春が一年の始めとされて、
この日の前夜年越しをする風習があります。
この日が寒さの頂点となり、翌日からの寒さを
『残寒』または『余寒』といい、お手紙の季語に使われるみたいです。
薬膳料理では、デトックス効果の高い食材を使ったお料理を習いました。
暦の上では春
春は肝の季節です。
肝は解毒をするところでもあり、
冬に溜め込んでいらないものを出していく季節でもあります。
お魚でデトックス効果が高いのは、青魚
今回はブリを使った内容でした!
ブリは赤身の魚です。マグロもそうです。
赤身の魚は血を補います。DHAなども豊富
血液をサラサラ効果も期待です。
ブリに塩麹(一切れにつき塩麹大さじ1)をぬり、
サランラップで包んで1時間ほどおきます。
フライパンで焼き目をつけ、ひっくり返して
水を25ml入れて、蒸し焼きにします。
お出しにわかめを入れて、片栗粉でとろみをつけて
蒸し焼きしたブリに塩ゆでした菜の花をそえて、
その上にだしをかけて、食します!!
美味しかったです^・^
菜の花はアブラナ科で、
他に青梗菜、ターサイ、キャベツもアブラナ科です。
このアブラナ科の食材は血をめぐらす効果に優れていて、
色が濃いいほど、デトックス効果が高いそうです。
漢方では、牡蠣の殻(牡蛎)やアワビの殻(石決明)を
使用したりします。
殻には上がった気をおろして、鎮静させるという働きがありますが、
同様に、あさりやシジミを
殻のまま調理することで、
殻に含まれる精神安定効果とデトックス効果があるそうです!
ほうれん草、青梗菜、小松菜は鉄分豊富で、
血を増やす効果があるので、
妊活中の方、妊婦さん、授乳中の方にお勧めです。