4月の薬膳
急に寒くなりました・・・
暖かさになれつつある体には、この気温差堪えます!!
今月の薬膳のメニューは
●香り食材のじゃがいも豆乳スープ
●鯛のポワレ2種ソースで
●人参とクコのラペ
今回は薬膳でも
お洒落な洋風メニュ―です。
春は五臓の肝の季節です。
肝は目、筋、自律神経と深く関係してます。
肝は血を蔵し、
血によって精神活動が営まれます。
元々、血が少ない人(血虚)は
春になるとイライラしやすくなり、
出産や出血などでも、血が消耗されるとの
精神的な症状がでやすくなります。
血を作るのは脾(胃腸)です。
今回のスープは
胃腸を整える食材、じゃがいもをベースに作られてました。
スープの上にタコのコンフィ風を浮かべます。
タコはタウリンたっぷりで肝に効くそうです!
タコのコンフィ風
刺身用茹でたこ 70g
塩 少々
白ワイン 小さじ1
紫蘇 5枚
チャック付密閉袋 1枚
A オリーブオイル 大さじ2
塩昆布 1つまみ
タコを食べやすい大きさに切り(たこ焼きに入っている大きさ)
塩とワインをもみこみ、しばらく置きます。
紫蘇4枚をみじん切りし、1枚はトッピング用に細切りにしておく。
チャック袋に①、②、Aを入れ、よくもんだ後、
空気を抜き密封し、鍋に湯を沸かして、沸騰したら止めた
その鍋に袋ごといれて、1時間程度おく。
スープに入れても美味しかったですが、
少し大きめにして、おつまみで食べても美味しいです。
昆布はデトックス食材
白身の魚は胃腸の機能を整える
ブロッコリーなどの緑の濃い野菜は
中医学での『肝』を調節する働きがある。
春は気をめぐらすと良いので、
香りのものを食材に使うといいです。
排卵時期は特に気をめぐらすことが重要です。
お茶も香りのよいジャスミン茶などがお勧めです。
漢方薬では排卵時期に理気の剤を使います。
季節にあった食材を上手に使いながら
お料理すると楽しいですね。