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英ウィメンズクリニックの塩谷理事長

子宝

 

 

只今、夕方の4時なのに、

雨がしっかりと降っているので、暗いです。

でも、雨の日があるから、

晴れた日の素晴らしさを感じます。

 

雨は、乾燥してる空気に湿り気を与えて

洗い流してくれます。

だから、雨の日もラッキー、ラッキーです!!

 

とても、遅くなりましたが、

12月の子宝カウンセラーの

英ウィメンズクリニック 理事長 塩谷先生の

 

『ART難治症例に対する当院の戦力』についてを

ご紹介したします。

 

高齢患者さんにおいては、

初期胚移植を選択

なるべく顕微授精は避けて体外受精を選択

新鮮胚を移殖するために、排卵誘発に

クロミフェンではなく、フェマーラを使用する

 

高齢患者さんの卵子、胚は外界からのストレスに対して

脆弱です。

ですから、新鮮胚移植!!

 

初期胚移植と胚盤胞移殖を比較すると

移殖率、妊娠率、持続性妊娠率においては

初期胚のほうが高いです。

 

2012年の最新のデータでは、

体外受精と顕微授精では

体外受精の方が妊娠率は高いです。

また、胚発生を比較した論文でも体外受精のほうが高いです。

 

ですが、英ウィメンズクリニックでは、

体外受精も顕微授精も同じくらい妊娠率が高いそうです。

 

英ウィメンズクリニックの顕微授精の技術の高さですね~

 

精子に問題がある方には、

顕微授精は必須ですので、

英ウィメンズクリニックさんは心強いです!

 

内服の排卵誘発剤には、クロミフェンを用いず

レトロゾール(フェマーラ)を用います。

 

フェマーラは卵胞発育を促進させ、

顆粒膜細胞のFSH感受性を亢進します。

子宮内膜への悪影響がなく、新鮮胚移植に向いています。

 

クロミフェンとフェマーラを使った方の

年齢別の新鮮胚移植の臨床妊娠率を見ると、

クロミフェンよりフェマーラの方が

年齢に関わらず良いです。

持続妊娠率もフェマーラの方がいいです。

 

胚質不良に対しては、

一番簡単でぜひ患者さんに勧めていただきたいのが、

禁欲期間を見直すこと。

 

禁欲期間が長いほど、

受精卵が悪くなってきます。

体外受精が近づいたら

二日に1回は射精して精子をリフレッシュ。

 

禁欲期間が二日以下だと流産率も低くなるそうです。

 

胚質不良において

排卵誘発剤の見直し、ジフト法、漢方薬、サプリメント

 

着床障害に対しては、胚盤胞移殖前に子宮内膜に傷をつける。

 

新しい培養機器を導入して胚を選択

 

タイムラプスという受精卵の分割の様子をコマ撮りで見て

分裂するのにかかる時間、様子で

良い受精卵を選択して戻す。

 

前核消失時間、第一分割時間、第二分割時間は

胚盤胞発生群の方が短いです。

これらのパラメータで胚を選別することで、

成績向上と患者さんの負担軽減が期待できるとのことです。

 

ますます、変化と技術向上の英ウィメンズクリニックさんに

頼もしさを感じる講義内容でした^・^

 

妊活されているすべての女性に

一日も早く可愛い天使が舞い降りてきますように^・^♡

 

 

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